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大阪市長候補者予備選挙について発表しました


昨日の大阪維新の会懇親会において、大阪市長候補者予備選挙についての情報を解禁しました。

終了後、メディア各社に対するブリーフィングも行いまして、早速各社からの報道が皆様にも届いている状況かと思います。

ネット上での皆様の反応を確認したり、報道されている記事を確認したりしながら、もう少し詳しく説明すべきポイントもあるのかなと思いますのでブログに書いておきます。

LINE党員ってなんやねん?

今回、党内予備選挙を執行するにあたり、
「お金を払ってまで党員にはなってないけど、いつも維新を応援してるよ」という支持者に参加してもらうためにはどうすれば良いかということを考えてきました。

その結論が、大阪維新の会オンライン会員の新設です。
条件を満たせば無料で登録することができるようにし、予備選での投票権を与えるという制度を作りました。
ただし、一般党員はお金を払ってまで応援してくださっている存在です。
当然、それぞれの1票の重みには差がつけられるべきですから、オンライン会員(LINE党員)が結果に与える影響は比較的微小なものになります。

しかし、それでも「参加できる」ということに意義があると考えています。

また、最終候補者を2〜3名に絞り込んだ上で投票していただくことになりますが、選考委員会を経て大阪維新の会としては「全員素晴らしい候補者なので、最後はみんなで決めましょう」という状態でみなさんに投票していただくわけですから、維新を応援していない人が維新にダメージを与えようとする意図での投票行動を起こすインセンティブも特に無いと考えています。

また、特別党員や一般党員もオンライン会員(LINE会員)に登録することができます。
これは2重登録ではないかとか複数投票ではないかとかいう声が出ると思うのですが、そもそも先述している通りオンライン会員(LINE党員)が結果に与える影響は微小なものに設定されていますので、これを了としています。

是非、これを機に大阪維新の会オンライン会員(LINE党員)にご登録ください。
https://lin.ee/Z4S5kPp

補足説明)オンライン会員(LINE党員)が結果に与える影響は比較的微小
たとえオンライン会員(LINE党員)が500万人になったとしても、特別党員と一般党員の投票結果のほうが最終結果に対する影響が大きいですよ、という意味です。
オンライン会員(LINE党員)が結果に与える影響は1割〜2割程度という幅で議論している最中で、今後の会議で決定してから公表いたします。

特別党員には立候補の有無を表明しないよう通達しています

9/30の締切後、予備選実行委員会が正式に応募者一覧を発表します。
それまでは、応募したかどうか、または応募するかどうかなどの態度を表明しないように通達しています。

これは特に一般から応募されようとしている方への配慮です。
特別党員が意思表明すると、メディアがこぞって取材に行き、顔と名前が報道されます。
しかしそれは、党外から応募しようか悩んでいる方にとっては不公平に映るだろうと考えました。

今回は広く開かれた形で予備選を執行したいと考えており、党外からも優秀で意欲のある方にチャレンジしていただきたい。
そのため、内部通達で一定の規制をかけました。
とことんフェアに予備選をやりたいので、ご理解いただければ幸いです。

というわけで、「もう締切なのに誰も正式に表明しない!やる気ある人はいないのか!?」と不安になる方も出てくることが予測されます。
これを読んだ方は、「党外からの応募者に配慮して特別党員がフェアな精神でルールをしっかり守っているだけである」とご理解ください。

なるほど、そんなにフェアにやってくれるのであれば応募を前向きに検討しよう!
と思った方は、是非下記ページより詳細をご確認ください。
https://oneosaka.jp/election/candidate/2024osakacity.html

特別党員から一般党員への働きかけを禁止しました

これは昨日の囲み会見で吉村代表からも発表いたしましたが、今回は党内の代表を選ぶものではなく、大阪市長としてふさわしい候補予定者を選ぶものです。

そのため、特別党員が持つ政治的な力を排し、真に一般党員やオンライン会員(LINE党員)おひとりおひとりの気持ちを反映したいと考えています。

そして、禁止をするならペナルティの設定が重要です。
ここが軽いものであれば「注意されるまではOK」と誤認を生む可能性がありますので、「極めて厳しい処分(場合によっては公認取り消しも含む)」をペナルティと設定しました。

これにより、実質的には禁止行為を抑制できると考えています。(さすがに公認取り消し可能性を考慮すれば、特別党員は誰も一般党員への働きかけをしないと考えています。リスクが高すぎるので。)

このペナルティについては予備選委員会が吉村代表に提案し、吉村代表が了承済です。

個人情報の取り扱いについて

オンライン会員(LINE党員)の登録の際に個人情報の取扱いに同意する項目がないという指摘がありました。
こちらは確かに用意すべきものでしたので、大阪維新の会プライバシーポリシーのURLを案内した上で、チェックボックスを設けました。

最終的な投票までのどこかのタイミングで、個人情報の取扱いに同意するチェックを入れられなかった方々のステータスを承認から保留に変更し、個人情報の取扱いに同意していただくという流れを現在検討中です。

ご指摘いただきありがとうございました。

なかなか手探り感もありバタバタしていてお恥ずかしい限りですが、事務局長として徹底的にフェアに、真剣に取り組んでいくことをここに誓います。