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これまでの大阪市のプログラミング教育に対する取り組み


今日は、プログラミング教育について書いていこうと思います。
実は、吉村市長の市長マニフェストの詳細版に「プログラミング教育の推進」という項目が入っています。(市長選前に大阪維新の会でマニフェストを作っている時に、ICT関連を任されて僕が入れ込んだという経緯もあります。)

市長選挙は2015年11月だったわけですが、その後2016年6月に文部科学省の有識者会議で小学校でのプログラミング教育の必修化についての議論がとりまとめられました。
平成32年度(2020年度)からの次期学習指導要領に小学校でのプログラミング教育が明記される見込みとなったのです。

というのもあって良いタイミングで、大阪市は大阪市内在住の小学生(3~6年生)と中学生を対象にスマホアプリやゲーム開発等のプログラミング講座を開催しました。
※現場を見に行きたかったんですが、他の予定と重なってしまい行けず残念でした。

ちなみにこの時は、プロポーザル方式で業者を選定し、「CA Tech Kids ライフイズテック共同企業体」と契約を結んでいます。
一体どんな会社なの?という人向けにリンクも貼っておきます。サイバーエージェント系ですね。
小学生向けプログラミング教育 -CA Tech Kids-

ついでに、当時の契約結果のPDFも貼っておきます。
【PDF形式】ICT戦略室発注の業務委託契約案件における随意契約(特名随意契約)の結果について(少額随意契約を除く)

 

そして、内容はこのような感じ。

実際、小学生の部は大盛況で定員オーバー。
中学生の部は、部活動の影響もあってか30名ほどの参加だったようです。
まぁ、土日両方の参加が義務付けられているので、部活やってたら無理ですよね。

ちなみに、僕が仕事にしていたWEB開発系は一番地味で人気がないようです。クソース!

 

「保護者によるプログラミング教育への理解」という部分も今後非常に大事な視点になってきますが、そういう点では反応はとても良かったそうです。
まぁ、普通に受講したら4万〜5万する内容を、無料で受講できたわけですから当然っちゃ当然かもしれません。
しかも、参加者の中で素質を認められたり意欲を認められた小学生から4名、中学生から4名。合計8名の小中学生が選抜され、現在もプログラミングスクールに通っています。どんな成長を遂げるのか、非常に楽しみです。カリキュラム終了後の様子についても、話を聞いてみたいなと思っています。

ちなみにこの事業、大阪市としては2017年は行いません。
まぁ、毎年400万円というのは、「欠かすことのできない事業なのか」という観点で見ると、ちょっと厳しいでしょうね。
民間ベースで開講は続けられているので、ご興味のある親御さんは是非お子様をこうした教室に通わせてみるというのもアリなんじゃないでしょうか。

なお、こうしたプログラミングスクールにも塾代助成が適用されるはず。
(事業者からの申請があれば、です。)
CA Tech Kidsの事業が申請されているのかを今調査中で、もし適用されていない場合は適用への動きをしてもらおうと思っています。

[追記]
CA Tech Kidsは小学生向けのみに特化してるみたいです。(大阪市とコラボした時に中学生向けにもやってたので、中学生向けのやつもあるんだと思ってた・・・)
塾代助成は中学生が対象なので、適用しても現在のところは意味がないですね…
ちなみに、プログラミング系で塾代助成の適用対象になっているところはこちらのページで確認できます。

この記事を読んでいるプログラミングスクールを運営されている事業者様がいらっしゃいましたら是非、積極的に申請するようにしてくださいね。
大阪市塾代助成事業の参画事業者募集について
[追記終了]

わからないことなどあれば、僕にお問い合わせいただいても構いません。
とにかく、子どもの成長に資する選択肢を広げていきたいですね。
杉山へのお問い合わせはこちらから

 

さて、突然なぜこんな記事を書いているのかと言うと…
本日、Code for Osakaさんの定例会で登壇するのです!

ちなみに、

乾杯して即、僕!笑
恐縮です・・・。

 

ということで、プレゼン資料を作ってるわけなんです。
その際にこれまでの大阪市の取り組みを振り返ったもんで、ブログの記事にしておきました。

Code for Osakaさんは、大阪市が取り組むCivic Techやハッカソンなどのイベントにもご協力いただいておりまして、平素より本当にありがとうございます!
感謝の気持ちを込めて、登壇します。

なお、今日のプレゼンの内容はまた明日以降に書きます。
本日会場でお会いできる皆様、よろしくお願いします!