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【連載:2019大阪春の陣(6)】府議選・市議選も告示!維新候補は同区で複数当選が必須。


遂に、府議選・市議選も告示されました。
大阪維新の会の設定した目標は非常に高く、中選挙区で複数名の候補を擁立して複数当選しなければいけません。

同じ維新の候補者同士で比べられた上で、あえて選んでもらわなければいけません。これまで維新の会が進めてきた改革実績、現在掲げている維新の会の公約を伝えるだけではなく、僕は自分の強みである「IT業界出身議員」としての実績、公約を伝えていくつもりです。

行政オンラインの実現

実は、吉村知事候補が大阪市長をしていた時代から「行政オンライン」という施策が前に進もうとしています。これは簡単に言うと、「手続きのために役所にわざわざ行かなくても良い世界観を作る」という施策です。(役所の窓口を撤廃するわけではありません)

これが実現すると、役所の開庁時間に縛られる必要がなくなります。窓口で並ぶ必要もなくなりますし、どこでもインターネットを介して手続きが可能になります。

ということは、そもそも家でも手続きができるようになるわけですが、どうしてもテクノロジーを使いこなせなくて役所の窓口に行くという人もいます。そういう人にとっては、例えば東淀川区の場合だと出張所がものすごくアップデートしたように感じると思います。

今までは出張所ではできない手続きの場合は区役所に行く必要があったし、区役所ではできない手続きの場合は市役所に行く必要がありました。でも、行政オンラインが実現すれば出張所でなんでも手続きができるようになります。家でインターネット経由で出来る手続きは、出張所の窓口の人が代理で入力などをすれば事足りるからです。

誰にとってもメリットがある施策ですが、現場は既存の業務プロセスを変えたがらないので実現には政治的なパワーも必要です。3月の予算市会で僕が質疑した通り、法令上不可能な手続きを除く99%の手続きはオンライン化可能だと思われます。なんとか前に進めて早期実現を果たしたいですね。

学校教育ICT/EdTech

松井市長候補の対抗馬の公約を見ると、「ICT教育はプログラミング教育へと進化させる」と書かれています。多分、よくわからないけどノリで書いたんだと思います。

そもそも、ICT教育とプログラミング教育は全くの別物です。プログラミング教育は、コードを書けるようになろうというものではなく、プログラミング的思考を養うものです。ある程度このへんのテーマについて勉強していれば序盤で気づくことですが、あんまり興味がないんでしょうか。そして、そもそもプログラミング教育は2020年に必修化されることが決まっています。なにもしなくても、なんかやった感を得られそうだから公約に記載したような感を受け、真剣にこのテーマに取り組んでいる身としては不快です。

今、大阪のみならず日本全国で必要なICT教育とはなにか。僕は、ITリテラシーの教育と将来ビジョンの策定に尽きると思っています。でも、教育委員会も議会もITリテラシーが無いから前に進むスピードが遅い。将来ビジョンも海外事例や民間からの知見を取り入れて新しく策定するべきです。(今年新しく策定する予定:杉山が議会で要望し、教育長が策定を明言)

テクノロジーの進化でどれだけ社会が変容してきたか、そしてその影響をどれだけ民間企業が受けているか。この状況に海外の教育関係者達がどれだけ危機感を持って対応をスタートさせているか、そこと比較して日本がどれぐらい遅れているか。

そんなことを考えながら、今一度「ICT教育はプログラミング教育へと進化させる」というフレーズを見ると、「とりあえず今までやってきたICT教育は中止。プログラミング教育は放っておいても勝手に実施されるからそれで公約達成ってことで」という適当なメッセージにしか見えず、やはり松井市長候補にはなんとしてでも当選していただかなければいけないなと思います。そして、僕自身もしっかり当選しなければ引き続きのチェックが出来ない(ITリテラシーがないと、そもそもチェックができない)ので、東淀川区にお知り合いの方がいらっしゃいましたら…

杉山・松井・吉村をセットでお願いします!

とお伝えください。

テクノロジーの力で、政治行政をアップデート!

ご年配の方にはあまりご理解いただけない分野かもしれませんが、将来の大阪にとって、あるいは将来の日本にとって非常に重要なテーマです。

是非、引き続き政治行政をアップデートしていくために、杉山・松井・吉村をセットでお願いします!

個人演説会

4月3日(水)20:30開始
大阪市立新庄小学校(杉山の母校)が会場です。
緩急上新庄駅南口の改札を出たらすぐにありますので、交通アクセスも良好です!ご都合よろしければ、是非お越しください!