遂に、大阪市営交通が公営企業の制約から解放されることになりました!!
ここまで我慢を重ねてきて、結果を出した吉村市長に心から敬意を表します。
▶[朝日新聞]何もしなければじり貧 大阪府・市特別顧問、上山信一さん
さて、地下鉄民営化。
巷の反応をチラチラ見ていると、
「橋下吉村の公約は完全民営化!!(株式を売却する)」
「100%の株式を所有する民営化は、対立候補の公約!!」
みたいなのを見かけました。
もしかして、知らないんでしょうかね。
橋下市長時代の終盤に提案されていた「民営化プラン(案)」は、大阪市が100%株を持つ株式会社の設立でしたよ。
ちなみに、吉村市長が選挙時に訴えていたのも、まずは大阪市が100%株を持つ株式会社。
嘘だと思った人は、当時の記事をどうぞご覧ください。
▶[産経新聞]【大阪ダブル選】市長選でも争点に 市営地下鉄・バス民営化、今後は新会社形態など議論へ
いや、もちろん最終的には完全民営化を理想としています。
これは吉村市長も公言していますが、それは先の話として置いてたわけですね。橋下市長の時代から。
だからなんやねんという話なんですが、ミスリードは正しておかないと。ということです。
さて、本会議のあの瞬間に時計の針を戻しますと、泣いている自分がいます。
2/3以上の起立で可決される今回の案件。
ここまで来るのに、どれだけの時間を要したか。
どれだけ我慢を重ねてきたか、どれだけ大きなことなのか。
あの瞬間は、それが頭によぎって思わず「ジーン」ときました。
本当に歴史的な瞬間であり、そこに居合わせることができたことに幸せを感じました。
今日もその余韻が残っているわけですが、残念なこともありました。
世間的には、法定協議会の継続審査なのかもしれませんが、僕的には水道経営形態変更議案の廃案。
これが、心底残念でなりません。
これに関しては、また改めて記事を書くこととします。