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電子書籍出版のノウハウを公開


先日出版した「ギャンブル教育」。
出版前のチェック作業を全てiOSで行っていたという、元制作サイドの人間としてはハイパーな凡ミス。AndoroidやWindowsで閲覧した際に、こちらが意図したような表示になっていなかったという報告があったので頑張って色々修正してました。

現在は品質の問題も解決されてるんですが、とりあえず今後電子書籍を出版してみようかなぁと思う同僚もいそうなので、この記事見たらいいですよと案内できるように(省エネ)しようと思い、公開します。

とりあえずメモ帳で書こう

本を執筆する際に使うのはメモ帳で十分です。
僕はInDesignを使って見た目にもこだわって作ってましたが、これはもうオススメしません。メモ帳でOK。

画像を挿入するなら、大きいサイズで解像度も高くしておこう

僕は、とりあえず解像度は300PPI以上とのことなので300PPIに設定して、1600×2560で作りました。
これ以下だと品質に問題ある的な指摘を受けるかもしれませんので、ちゃんとしておきましょう。

リフロー型か固定レイアウト型か

僕は当初InDesignで作ってて、紙の本の出来上がりを意識してたので固定レイアウト型で出したいなぁという気持ちがありました!でも、Amazonからテキスト主体なんやったらリフロー型にせんかい!と怒られたのでリフロー型を作ることにしました。これが結構めんどくさかったです。

で、リフロー型にするにあたっては「でんでんコンバーター」がオススメです。これ使ったおかげでだいぶ省エネできました。記法とかは学ぶ必要がありますが、学習コストはそんなに高くないです。

InDesignから直接epubにも出力できるんですけど、これやると色々問題あったので、最初からメモ帳で書いて「でんでんコンバーター」使うほうがいいです。急がば回れ。

漫画とかを出す人は、固定レイアウト型でいいと思いますが、そんな時は「Kindle Comic Creator」を使えばカンタンですね。超カンタンやん!とわかったので、僕は当初これで固定レイアウト型で出そうとして、リフロー型にしろや!って怒られた…という流れでした。

紙の本も出したいという場合

電子書籍だけじゃなくて、紙の本としても持っておきたいですよね。そんな時は、「MyISBN」を使えば良いと思います。4,980円(税抜)でISBN付の本をAmazonで販売できます。注文がきたら勝手に印刷して発送してくれるので在庫も抱えなくて良いし最高です。サービス運営者は議員になる前から知ってる開発者で、信頼がおける人なので安心です。オススメ!

まとめ

今後自分自身が次の書籍を出す場合の備忘録なので、初めて出版する人は是非参考にしてみてください。これでだいぶ時間節約できると思います!